夏バテとは異なり、倦怠感や無気力感、食欲不振、憂うつな気分など、





より精神的な症状を俗に八月病と呼ばれています。





夏の暑さによる疲労、生活リズムの乱れ、冷房による温度差、





お盆休みの長期休暇による緊張の緩和、新しい環境への適応ストレスなどが






複合的に影響するのが原因と考えられています。






改善策に夏バテと似た症状もありますが、八月病はより精神的な症状が強い





ので、生活リズムの改善を心がけ、十分な睡眠をとることが大切です。






また、適度な運動や趣味などでストレス発散、冷たいものや消化の悪いもの






の摂りすぎに注意し、消化の良いものを食べてバランスの取れた食事を摂り
ましょう。







無理はせず、少しずつ新しい環境に慣れていくように心がけて症状を






改善させていきましょう。












東洋医学ではツボを押して
精神的な疲労、イライラ、食欲不振、不眠に





効果が期待できる『鳩尾（きゅうび）穴』があります。







ツボの場所は、みぞおちのやや下、胸骨の剣状突起の下あたりに位置します。






肋骨が交わる部分から指1～2本分ほど下のところです。






ツボの押し方は、爪で押すのではなく、指の腹や先端を使って






「イタ気持ちいい」と感じる強さで押しましょう。






指圧をするときは、ゆっくりと圧をかけ、何回か繰り返しましょう。