コーヒーには生活習慣病予防効果をはじめ、リラックス効果、集中力アップ、運動能力向上など、さまざまな効果があります。

コーヒーの主成分はカフェインとクロロゲン酸（ポリフェノール）の２つです。

カフェインは覚醒・興奮作用をもたらし、自律神経の働き、集中力、利尿作用などを高める効果があります。

クロロゲン酸（ポリフェノール）は抗酸化作用、心臓病・糖尿病・肝疾患などの抗がん作用、血圧降下作用、肥満防止作用、口臭抑制作用などの健康効果があります。

しかし、飲み過ぎると自律神経のバランスを崩したり、神経が興奮して夜眠れなくなったり、胃腸の働きが活発になり過ぎて下痢を起こしたりすることもありますので飲み過ぎ注意です。

コーヒーとの相性が良い食べ合わせがあります。

以前ブログに書いた『バナナ』がお勧めです。

バナナに含まれるカリウムには、体内の不要な塩分を体外に排出する働きやカフェインによる利尿作用が加わることによって血圧が安定します。

また、バナナにはビタミンや葉酸などの栄養素も豊富に含まれているのでカフェイン過多による身体の中の電解質のバランスが乱れるのを予防することに繋がります。

長期的に食べ合わせれば生活習慣病予防も期待できます。

逆にコーヒーと『ゆで卵』の食べ合わせは良くありません。

コーヒーのカフェインと『ゆで卵』の硫黄が結びつくことで、卵に含まれる鉄分の吸収を妨げてしまうので注意してください。

卵焼きや目玉焼きでは硫黄が出ないの大丈夫です。

朝食にパンとバナナ、昼食後のコーヒー、仕事終わりの夜はカフェインレスを飲み分けたり、シーンや時間帯によって上手にコーヒーと付き合っていきましょう。