季節は梅雨を迎える時期になりますが、梅雨時期の大気は低気圧配置になります。

 

 

大気が低気圧になると、身体は副交感神経が優位に働くようになります。

 

 

もともと副交感神経は、身体を休ませる神経なので、身体がお休みモードになって「だるい」「やる気が出ない」と感じてしまいます。

 

 

また、梅雨時期の空気は、じめっとしていて湿気を感じることも多いです。
そんな日は身体も重だるくなりがち。

 

 

漢方ではこれを湿気から変化した『湿邪(しつじゃ)』によるものだとして『湿邪』は「重い」「じめっとしている」「停滞しやすい」といった特徴があり、水分代謝、血流、発汗など、身体中で「流れているもの」の流れを鈍くします。

 

 

特に影響を受けるのが『水』で、身体の中の水の流れが悪くなると症状として

 

●頭痛・頭重

 

●倦怠感

 

●疲れ

 

●寝不足

 

●むくみ

 

などの原因になります。

 

 

なので『梅雨だる』解消のカギは、「湿邪」によって停滞しがちな体内の

「水の流れをよくしてあげる」ということになります。

 

 

水の巡りをサポートする食材

 

︎●昆布

 

●海苔

 

●わかめ

 

等の海藻類は身体の水の巡りに効果が高くなるため普段から食事に取り込みましょう。

 

 

 

水分代謝を良くするツボ

 

『水分』（すいぶん）

 

へその下にあるツボです。 身体の真ん中をとおる「正中線」上で、へそから親指幅1本分ほど上にところにあります。

 

 

「水を分ける」の文字どおり、胃腸から水はけを改善し、体のなかの水を処理してくれるツボです。
下痢にも有効とされています。

 

 

 

『涌泉』（ゆうせん）

 

 

 

足の裏、土踏まずの斜め上辺りで、 足の指を曲げて一番へこむところにあります。

 

 

万能のツボと呼ばれ、身体的・精神的な疲れをとり、身体の不調を改善する効果があると言われています。